神戸の毛皮屋のつぶやき

神戸の毛皮屋、みよし毛皮のブログです。 日々思ったこと、つぶやき、たまに毛皮業界な事を書いていきます。

めっちゃサボってた。書くことサボってた。
悪い癖出てた。2月に文をかいてから、季節が冬からグルっとめぐって秋になってしまった。

というわけで、ブログをきちんと書こう。うん、一から出直そう。
毛皮屋として、日常のことを、業界のことを、たまに真面目な考えも。

まあ、この春から秋まで、コロナの影響を受けたかどうかは分かりませんが、なかなかよろしくなかったですね。やっぱり現地・海外に行けないというのが、商品づくりにおいてはなかなか厳しい。この時代リモートでなんでもできると言われそうですが、やっぱり毛皮素材っていうのは、立体的で、それなりに重量もあって、独特の感触や風合いがあるわけでして。

出来上がって見ないとわからないことも多々あり、と言ってもサンプルをバンバン作るっていうのも、経費が掛かりすぎて、簡単にできないわけで。

そんな中でもお客様は来てくれて、なんだかんだでオーダーいただけて。感謝しかないな。だからもう前向いて進んでいこう。だからブログも再び書こう。

おそらく僕という成分の6割は愚痴でできていると思うので、そのあたりは極力ださず、前向きに行きたいと思う。ここでの内容も前向きに生きたいと思う。最低でも週に1回は文章を書けるように頑張ろう。

東京は夜の7時。これは大好きなピチカートファイブの曲の一つで、たしかバブル崩壊後の東京が舞台だったきがします。【久々に来たレストランは閉まっちゃってたど、それでもあなたと~】みたいな歌詞だったと。

 

ピチカートファイブは野宮真貴さんの歌声が素敵すぎて、なんなら歌声に恋して。また小西さんの作る楽曲がそれこそキャッチーでグルービーでかっこよくて。いや田舎者の僕にとってシンプルに渋谷系はかっこいいな、おしゃれだなと吸い込まれるように虜になってしまった、一番好きなユニットです。未だに聞きます。802じゃないけどヘビーローテーションです。

一番好きなバンドはTHE YELLOW MOMNKYですが、吉井さんの声がセクシーで野太くて、かっこよくてと話が長くなりそうなので、それはまた別の時に。

 

2月10日。約2か月ぶり、久々に東京に来ています。お仕事で来ています。新作フェアとか客先訪問とかで来ています。緊急事態宣言中の兵庫県から同じく宣言中の東京へ移動なので、まあお相子と言い聞かせながら、気を付けて行動しようと心に言い聞かせながらの移動です。
街を歩くとシャッターしまっているお店や、あれ?ここお店変わってる?と思うところが多い気がして、ふいに思い出した、それだけの事です。

 

まあ今これを書いているのは、東京ですけど夕方5時ですけど、そこは気にしない。

 

とにもかくにも、早くコロナが落ち着いてほしいもんです。

 

瓦割り。力自慢、技自慢の一つとしてたまに見かけます。この前も超人気実力格闘家が、振りかぶらずに何枚も割るという技を見せつけて、一部で話題になっていました。

 

瓦割り。なにか新しい方法はないもんですかね。
機械か人力か分かりませんが、土から練られて焼かれて一人前の瓦にせっかくなったのに、屋根の上に置かれることなく、外壁に載せられることもなく、ただただ割られて、その一生を終えていく。人が力を見せつける為に割られていく。

 

昨今叫ばれるサステイナブルの立場からすると、ちょっとどうなのかなと。

 仕事として携わっている毛皮は、動物愛護の点から色々突っ込まれる事が多々ありますが、実は毛皮の原材料を作る為に、正しくきちんと養殖して、作り上げ、無駄なく活用し、そして長年使える素材です。そして天然素材なので、地球にも優しい。エコファーなるフェイクファーの方がよっぽどエコでもない。ちなみにフェイクファーを着用されるのはもちろんいいと思いますよ。買ったからには大事に使っていただきたい。リアルもフェイクも大事に使うもよし、ボロボロになるまで着倒すのもよし。

 

まあ、リアルはそこからリフォームとかもできますしね。昔はイタリア辺りじゃあ、若い女性は、はじめに毛皮のロングコートを買って、擦れたりしたらそのうち、ショートにカットしてジャケットにお直ししたり、残った素材を小物にしたり、長く使い切るのも当たり前だって聞いたこともあります。ある意味サステイナブルを昔からずーとしてきた素材なんです。毛皮はね。

 

なぜか瓦割からここまで来てしまったけど、たまにはお仕事のことも絡ませないと。真面目なブログにするためにはね。そんなことを徒然に思いました。

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