ロシアがウクライナに侵攻して数週間。

難しい事は、どこぞのコメンテーターみたいアホがばれるのでコメントは控えますが、一つだけ毛皮業界的に困った問題がある。

ロシアンセーブルのネーミングをどうするか?

本来ロシアンセーブルと言えば、それは毛皮における高級素材の代名詞でして。ミンクよりもお高いですが、それを所持知ることはある意味ステータス。原価はかかるものの、気合を入れて仕入れて、いつか売れることを夢見て商売してる。

それがここに来てですよ。ロシアがあんなことをしてしまうから。各グローバル企業、メジャーブランドなどが、どんどん撤退を表明をして。その対応が遅れたユニクロなんぞは、叩かれて、叩かれて。

となると、このロシアンセーブルのネーミングも問題になってくると思う。ロシアンではないと嘘をつくわけにはいかないので、社内にある在庫品を、取り急ぎ【セーブル】とシンプルに表記するかどうか。もちろんお客様が気にされないのであれば、そのままにしますけど。

傍から見ればくだらない、現地の悲惨さを考えるとどうでもよいと思われるかもしれませんが、いたって真面目に考えてる、憂慮すべき問題なんです。