神戸の毛皮屋のつぶやき

神戸の毛皮屋、みよし毛皮のブログです。 日々思ったこと、つぶやき、たまに毛皮業界な事を書いていきます。

いつからだろう。ゴールデンウィークが始まる、連休が始まるとニュースで聞いてもワクワクしなくなった。

もちろん今の立場が、いい意味でも悪い意味でも平日・休日があまり関係なくさせてるからなんですけど。おそらく同年代の人たちより自由度が高いという益を得ているだけそれは仕方ないんですけど。

ただもう少し日々の暮らしにメリハリが欲しい。ぜいたくな言い分かもしれないけれど、メリハリが欲しい。別にオンオフのオフが欲しいというより、日常の仕事に加えて、楽しい事が起こればなと。オンだろうがオフだろうが体と頭は動かしているわけで。より中身をこくしていきたいという方が正しいのかもしれない。

となると、ただ待っている、渇望しているだけじゃあダメなんですよね。結局自分から、思いついて行動しないといけないんですよね。なんでもそうなんですよね。人の基本はやっぱり変わらない。急がば回れを考えた人、ほんとに偉い。

というわけで、このゴールデンウィークを一つの区切りとして、色々行動していこうと思う。そりゃこの分書いている『今』から始めないといけないんでしょうけど、学生時代から『9時から、10時から』とキリのいいタイミングからでしか宿題とか出来ない人間なので、それはご勘弁いただきたい。

円安が止まらない。一周回って笑えてくるほど円安だ。いや実情は全く笑えない。

輸入原価にそのまま直撃するからね。サンプルの値段が決められないよ。

ただでさえ、人の話を聞くしか能がない総理大臣のせいで色々めちゃくちゃなのに。

ますます国力が弱っていく。エネルギー政策もコロナ政策も何もかも無茶苦茶。

20年ぶりに1ドル=126円突破。申し訳ないけど価格には反映せざるを得ないな。
今シーズン毛皮がより一層売りづらくなるじゃないか。まあ毛皮だけじゃあないんだけどね。ウクライナ侵攻みたいな突発的な事象は難しいとしても、エネルギー問題とコロナ問題はそれに関係なく対応できるからなあ。

取り急ぎ、今の鎖国政策を撤廃していただいて、海外から人をどんどん入れてお金を使ってもらうようにして、エネルギー問題も反対が多いかもしれないけど、原発再稼働してもらう。ガソリンも高いならトリガー条項外してもらう。そんでもってコロナも感染症5類に下げてもらう。PCR検査とかも有料にする。そしたら一気に陽性者も減るから。

このあたりをとりあえず宣言・実行してもらうだけでも潮目は変わるとおもんだけどな。

と、今日もネガティブな内容で終わってしまう。ああ明るい事を、前向きな事を書きたい。


東京の制服の会社が、学校の入学式までに製品納期が間に合っていないことが明るみになったとのニュースが出ていた。

いろいろ叩かれているみたいです。でもわかるな。この業者のつらさが分かるな。

大手の学生服の会社がOEMで受けていたのが、コロナとかの影響で納期遅れになったんだろうな。
中国が急に3月以降、各地でロックダウンしたりして、上海エリアだけでなく、縫製工場がある各地でも同様にロックダウンがあって、そりゃ納期は遅れる。あんな侵攻だって、タイミングまで読める訳が無い。

普通の洋服じゃないし、普遍的な生地じゃないから、おそらく材料レベルでもそこまで抱えられないだろうな。季節・販売期間も狭い範囲で決まっているし。製品在庫なんてましてや難しい。合格発表からの段取りも納期は非常にタイトだろう。毎年綱渡りだったろうな。運賃コストも上がっている上に、混雑してるしな。

もちろん全面的にこの会社を弁護したいわけじゃあない。前もって伝えてればとか、何か対策はなかったのかなとは思うけど。これはこれでどこまで縫製の協力工場が伝えていたのか疑問だし。でもね、今回ニュースになっている会社だけの問題じゃないですね。社会全体の問題です。ひいては日本政府の対応の問題に行きつきます。あの首相は、聞く力があっても、考える力も決断する力もなにもないから、状況はしばらくは好転しないだろうけど。

我々の業界も対岸の火事・他人事じゃない。毛皮業界も同じく、規制等で工場がうまく回っていなくて、納期遅れが多発している。新作サンプルが予定通りに全然上がってこない。

どうなることやら。

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